大学病院ってどんなところ??

大学病院ってどんなところ??

医学系の大学の付属の病院を大学病院と言います。

一般的な病院と同じでそこで病気や怪我を一般人が診てもらうことはできますが、そこで働く人も病院としての役割も実は一般の病院とは異なるのです。

一般病院との大きな違いは、そこが研究の場であるということです。患者は病気を治してもらうというよりも自分の身体を研究材料として提出するのです。

その見返りとして最先端の医療を受けることができます。

ただの風邪やちょっとした怪我の治療に最先端の医療は必要ありませんし、大学病院側もありふれた病気なら研究材料としての役割はそれほど果たせません。

そのため、普段は近所にある一般の開業医・かかりつけ医のもとで診察をうけるようにして、重度の疾患の場合に大学病院に行くようにした方がよいでしょう。

どちらに行くのがよいか分からなかったり、急を要する治療と言うわけではないなら、まずはかかりつけの医師の元で診察してもらい、紹介状を書いてもらって行った方が初診料が違ってきますし、スムーズに移行できるでしょう。

一般病院であれば患者の情報はその病院内で共有する程度です。

しかしながら、研究材料として扱う以上、大学付属なら患者のデータは研究のために多少は侵されるかもしれないということを知っておく必要はあります。

それがいやなら一般病院で大きなところや、自身の疾患について実績のある病院を探し出すしかないのです。

大学と名がつく以上、付属の病院はその大学で医学を学ぶ学生たちが勉強のために見学したり治療に参加したりもします。

出産の場に何人もの若者がやってきて周りを囲んでいたりするかもしれませんし、まだ知識を学んでいる段階で経験ゼロの人たちに診察されたり医療行為をされたりするので不安に感じることもあるでしょう。ただ、これは将来の優秀な医師を生み出すためにも必要なことであり、自身もその役に立っていると思えばよいでしょう。

かかりつけ医というと1つか2つの科しかないような小さな病院が一般的で、医師や看護婦の数も限られるのでアットホームな雰囲気だったりします。

大学病院は規模が大きい

医療施設だけでなく研究施設などもあるのでそこで働く人の種類も多く職種も多岐に渡っています。

自身の担当をしてくれた医師以外は結局分からないまま終わることになるでしょうし、医師の方も多くの患者を次々と診るので患者の顔を覚えるのは困難だったりします。

建物自体も大きいので迷子になりそうになった人も多いでしょう。採血をしたり検査を受けたり、診察を受けたりとそれぞれに場所が違うのでその広い病院内をうろうろと歩き回らなければなりません。

また多くの人が訪れる場所だけに、たとえ予約をして行ったとしても必ずしもその時間に診察が受けられるとは限られず、何時間も待たなければならなかったりもします。

行くからにはそういった覚悟も必要なのです。

研究のための場所だけにそこで使われる器具は最新のものばかりです。

今までは痛みが強かったり長時間かかったりした治療があっという間に終わるかもしれませんし、逆に最新すぎてそれほどデータが集まっていないため何らかのトラブルが起こらないとも限りません。

国から薬として認めてもらうために臨床試験・治験を行われていたりもします。

もちろん、器具の危険性や研究としてデータを使用することなどはきちんと説明があるでしょうから納得できたら治療を受けるようにすればよいでしょう。
病気や怪我の内容によっては一般の病院では治療が難しく、大学病院でないと受けれないようなものもあります。

一般の病院とは異なるため、どういったところか知った上で行った方がよいでしょう。